昨今、ジョブズ氏の訃報について騒がれている
いかに偉大な人物であったかが、論評されている
私自身ipadとかスマートフォンとかいうものを持っていない
機械に対する抵抗感が強いし、持っても使いこなせない自信がある
携帯電話は電話であればよいと思っている
しかしipadなどの端末機は、爆発的な支持を得た
何がそうさせたのか
売りたい!と思わなくても、買いたい!と思わせた、良い事例であろう
そもそも彼は売りたいと思ったのか?
売れればそれに越したことはないのだが、お金を儲けたいという心から作り上げたものなのか
ジョブス氏は一旦はアップル社の経営陣から失脚した
失脚後もヒット商品を世に送り込んだ
そしてアップル社に返り咲いた
そこに、決してゆるぎない彼の信念を感じるのでる
失脚したら、多くの人は失望するだろう
自分の何がいけなかったのか、何が受け入れられなかったのか
どうすれば人に受け入れられる人物になれるのだろうか
そう悩むだろう
しかし、その後もヒット商品を出し続けた彼
彼が人に受け入れられるというより、彼は人に多くの影響を与えたのである
それも人が喜んで彼を求める、という影響を
私の独断ではあるが、彼の思う機能に世の人が合わせたという感は否めないように思う
詳細な説明書がないのも、これを裏付けているように思う
つまり、己の持つ信念に忠実に生き、人に多くの影響を与えたのだろう
強い人間は、環境や経済情勢や風評に影響されることは、ほとんど無いと言っていい
人や環境に依存しないのだ
自ら望んでいないにもかかわらず、人に良い影響を与え続ける
きっとその脳裏にビッグマネーは想定していないだろう
そうすると、ひとはこの人のために!とか、この人から買いたい!とかを勝手に思うようになる
一方、人は金儲けばかり考えている人のためには動かない
他人の金儲けのために、自分の力を注ぎたいとは誰しも思わないだろう
その「原理原則」を、彼は知っているに違いない
と、勝手に分析してみた
これは古今東西、万国共通の原理原則だ
これが強さの正体であると思う
多くの人に対してでなくともよい
例え少ない人たちに対してでも、周りに依存せず良い影響を与える人間でありたい
強い人間でありたいものだ