最近、私の事業が膨張気味だという話を、ある方とした
立ち上げ時期なので、ひたすら突っ走ってきた一年半であった
そりゃ、必死であった
お陰で、あまり質が良いとは言えないお客様まで取り入れてしまった
例えば、支払いをしていただけない
安い報酬、かつ高度な要望をする
など・・・・
そんな方を取り入れたこと自体に、後悔は無い
一方で、仕事が追い付かなかったくらい、顧客数が膨張した
これでいいのかという自問自答は、常にあった
多分、支払いをいただけない方を、ここ数日中に契約解除する
支払いがないから、即解除なんてことはするつもりはない
しかし、支払えないことについて、事前になんら説明がない
私が赴いても、その方はどこかへ退避する
どうにかして再生の方法を考えましょうと何度も提案しても、聞き入れていただけない
わずか3カ月ほどの付き合いであったが、残念で仕方がない
博打にも手を出したらしいし・・・・・一発逆転を狙ったか・・・・・
でも・・・・・
これでいいのだ
救われようにも、救われない
私じゃ博打のお手伝いは出来ないので、契約を解除しようと思う
一方、「事業計画作成セミナー」の第二回目が終わった
その方も、非常に厳しい事業内容であるが、再生の道を示して喜んでおられた
いけるじゃないか・・・・と
そう感触をつかんで、帰られた
最後は、
ああ、ここに来てよかった
と、何ものにも代えがたいお言葉をいただいた
このお方は、救われよう
再生の道が、はっきりとイメージできたからである
確かに救うのは私ではない
経営者自身の思いと行動である
しかし、その思いと行動のプライオリティが明後日の方向に向かっては、結果がマイナスの方向に働こう
正しいプライオリティを見えるように示すのが、事業計画に他ならない
これでいいのだ
事業の立て直しは、原則事業でしかできない
そう考えるべきである
宝くじの当選を当てにしてはならない
素晴らしい事業計画と、人との出会い
これが私の事業の成長であって、膨張を防ぐ道である
でも今残っている私のお客様だけでは、正直私は貧乏のままだ
でも、これでいいのだ
今残っている私のお客様は、正に事業に正面から取り組んでいる
事業計画作成セミナーのお方も、正面から事業再生に取り組んでいる
泥臭いが、私はそうして大事にお客様と対するつもりである
これでいいのだ