いきなり土木関係のお客様から電話が・・・・・
そのお客様の得意先からの工賃が、切り下げられた模様
一方で燃料代が上がっているので、ダブルパンチであるという
でも従業員は守らなければならない
守る上に、従業員の給与も維持したい
大変だ・・・・と
個人企業からいわゆる「法人成り」した設立一期目の法人である
基礎データーはあるので、早速先月に中期計画を立てて、一緒にこれからの見通しを概観した
キャッシュが行き詰まるのは、見えていた
さらに単価が切り下げられるのであれば、利益率がさがる
ここの場合の燃料費は、売り上げに連動する変動費とみてよい
だから、さらに利益率が下がる
文字通りダブルパンチであろう
しかし、この若き社長は決して従来の思考方法を譲らない
一人区は、●●円
しかし、どの建設関係の会社の社長に聞いても、今時そんな人区賃などあり得ないという
この会社のことは日ごろから気になっていたので、人区賃をいろんな人から聞いていたのである
また、経営計画を実践して第一期目から納税を実現した同年代の若き社長も紹介した
私の自慢のお客様の一人である
それに、ある有力者のパーティーの参加者には建設業者が多いので、それにも呼んだ
しかし・・・・・譲らない
じゃあ、明日数時間しか作れないが、さらに数字の見通しを詰めに参ります!
そこで具体的に、会社の体制の整え方を考えましょう!
・・・・・と提案したら、とても現場の仕事で時間が取れないと
私だって、時間が取りにくいです
でも経営者たるもの、時間は作るもの
そう言いたかったが、止めた
じゃあ、日曜日でも構いませんから行きますって・・・・・
そう言ったら、日曜ならいいかもっていう返事
でも日曜は遊びに行くから、駄目だって言う気がする・・・・・この人の場合
経営者の自覚がない・・・・・残念だ、今のところ
私と10歳くらい年下なので、今のうちから自覚を身につけてもらわねばならない
従業員と一緒に現場で疲れていては、会社は糸の切れた凧であろう
先の経営計画を実践して一期目から黒字を出した社長は、この社長と同い年である
この人も会社が一期目なので現場を外れるわけにはいかないが、決して私との討論は欠かさなかった
経営者としての時間は、必ず取った
土木屋だから・・・・と逃げてはいけない
この同い年の社長は、造園屋である
人区賃を切り下げられた
燃料代が上がった
外的要因は、確かに厳しい
しかし、会社の経営はそれに順応しなければならない
順応するか、従来のやり方を守るかは、経営者しか決定できないのだ
従業員は、一生懸命現場だけをこなしてもらえればよい
そのような環境を整えるのも、経営者しかできない
日曜日に、意地でも訪問しようと思う
そうでないと、早晩立ち行かなくなろう・・・・・もう、経営計画に出ている
北斗の拳みたい・・・・・
若いうちに勉強をしてもらおう