最近、これの人気がすさまじい



そう、彼女らだ



私がここで述べるほど、実はAKBに詳しくない



●●ちゃんだとか、言われても・・・・・



顔と名前が一致しない



しかし、いきさつはちょっと知っている



なぜ、彼女らがこんなに市民権を得たか・・・・・



ここだけに着目したい



もともとは、秋葉原の小劇場でごく一部のファンを対象にしていた



・・・・・んだよねはてなマーク



その「ごく一部のファン」とは・・・・



そう、オタクである



オタクをあなどっちゃあ、いけないよ



今や国際的な、純日本文化なのである



オタクの気持ちは、オタクしかわからない



それでいいし、オタクはオタクだけを相手にしていればいい



オタクをバカにするやつらは、この小劇場に来なくたっていいのだ



しかもオタクの購買意欲たるや、すさまじいものがある



お気に入りの娘が出た日にゃ、地球規模で追いかける



まさにニッチ産業



しかし堅い言い方かもしれないが、ここに理念を感じざるを得ないのだ



私流にいえば、まさにここはオタクの楽園



オタクだからこそできるこの発想



オタクの気持ちを汲む、オタク社会の理念



すばらしい



だから、たとえ劇場が暗くて狭くても、楽しくて心地のいい場所なのだ



しかし、オタクはオタクを捨てた・・・・



メジャーな存在を選んだのだ



私がオタクであるかどうかはわからない



しかし私がオタクだったら、密かにファンでありたかったと思う



自分だけの●●ちゃんであって欲しいと思ったろう



しかしオタクでありながら日本全国、いや世界のAKBの道を選んだ



オタクがメジャーであってはならないのだ



多くのオタクは、きっとこの事態に失望しただろう・・・・



昔はこんなんじゃなかった・・・・・



あの頃はよかった・・・・・



ところが、実はオタクを捨ててはいなかった



両方を選んだ



オタクという愛すべき同志たちと、一般大衆の両方を



本来は、お互い相反するといってよい



オタクは、とにかくこだわる傾向がある



これでもかってほど、細部にまでこだわる傾向が強い



そういう意味では、オタクは社会性に欠けると言えないでもない



だから、人気のない子を愛する



一般大衆の人気から外れる子を、愛するに違いないのだ



そうすれば、また僕だけの●●ちゃんになる



前好きだった●●ちゃんは、もうどうでもいいし



メジャーになってしまっては、オタクのプライドがゆるさないのだ



・・・・・・そこでA氏は、国民的人気投票を行った



一般大衆もオタクも混ぜ混ぜにした、人気投票



上位の子には、テレビに映る権利などなどが与えられるらしい



この子たちは、完全に一般大衆向け



投票下位の子は、メジャー的存在をおあずけ



それがオタクのターゲットとなる



下位の子は、一般的には知られない



だから劇場を中心として、歌い・踊るのだ



オタクの満足も得られよう



そう、当初の理念は捨てなかったのかもしれない



オタクの楽園(仮称)



そこに、何かが加わったのか



そういう意味では、捨ててはいないものの、ちょっと当初の理念から外れた



戦略レベルで、ちょっと欲張ったような気がする



ゼニ・・・・・・・・・



まあ、いいんだけどね



商売がうまいよね、カレ



そんなところであろうか



だが、AKBはなくならないだろう



そのものはなくなっても、同じ類の次の組織が誕生するだろう



この世にアイドルオタクが存在する限り、アイドルはなくならない



メジャーの世界では流行り・廃るが、アンダーグラウンドの世界では廃らない



日本のオタクの代表、A氏は、そんなことを考えた・・・・・



と、勝手に思ってみた



当たった?Aさん?