年始には、お決まりの税務がある



法定調書と償却資産税の申告である



前会計事務所から移ってきた顧客には、苦渋する



しかし、決算前の予習にもなる



それに、これらには直接必要のないことまで調べようという気になる



特に家賃と固定資産の異動である



固定資産の異動は、償却資産税に関係があるが、良い機会である



固定資産を廃棄した場合は、帳簿を見てもわからない



毎月訪問したって、「廃棄」の事実はわからない



お金が動かないからだ



だから私は、償却資産の時期と決算時期の二つの時点に聞き取りをするようにしている



捨てたものないっすかはてなマーク



多くの場合、あったりする



特に前会計事務所からの引き継ぎの場合・・・・・



ずいぶん前に捨ててしまったものが、帳簿上いまだにあったりする



気にしておかなければならない



家賃



毎月支払えなかったり、金額が変わったりする場合がある



礼金、敷金、保証金、これらの償却・・・・



たくさんの契約書をコピーすることからはじまる



特約を見逃すと、青ざめてしまうことが多い



保証金の償却・・・●●%



・・・・な~んてことが書いてあったりする



最近の賃貸借契約は「償却」があるものと思っておいた方がよい



ある前提で、契約書を斜め読みする



償却があったら、保証金といえど礼金に変わりない



決して戻ってこないからだ



ややこしいケースだと、契約年数に応じて償却額が変わったりする



これらは税務上は繰延資産に他ならない



権利金として扱うのが相当である



契約年数によって変動する場合は、権利金の分割払いと採るのがよかろう



この分割払いの扱いは、通達に記載されている



なんてことを考えながら、やっている



最近は電子申告が当たり前の時代なので、助かる



郵便代が助かるし、ミスしにくいからだ



「電子」と名のつくものは、とかく敬遠していた私だが、最近はバリバリである



ところで「電子」といえば、「電子帳簿」というものがある



決算時の「総勘定元帳」などをCDで保存する仕組みである



場所をとらない、低コストなのがメリットである



私の顧客にも今年から積極的に取り入れたいと思う



デメリットと言えば、CDでしょ・・・・無くしやすいかもね



紙であれば無くなりにくいというものでもなかろうが



年始業務ではないが、今年は申請をしまくりたいと思う



さて年始業務・・・・これが終われば確定申告へとなだれ込む



今年は無料相談の配分が多い



管内の税理士たちの担当数を見てみたが、私が誰よりも多い



若手の部類であるからなのか、何なのか



昨年は暇な方であったろうが、今年はどうなるだろう・・・・



この時期に新規契約となるケースも多いので、相談日がうらめしい



でも、相談最中はニッコニコニコニコデス



さ、ガンバリマショー