今は昔



小学生1年生くらいだったろうか・・・・



学校の文集に



冬はさぶい



と表現した子がいた



その子は、丸坊主の小僧だったような気がする



とはいえ、自分も小僧だったのだから人のことは言えない



だが、記憶の中では、超がつくほど彼はガキである



絵にかいたような、漫画に出てくるような、そのまんまのガキである



そもそも彼は、勉強が出来た子だったとは思えない



いや小学校1年生で勉強なんて概念はなかろうが



でも「さぶい」の時点で、学問というカテゴリーでは



アウトーーーーパンチ!



であろう・・・誰が見ても



まず、「寒」という文字から「さぶい」は出てこない



習ってないし・・・・1年生じゃ



でもどうだろう・・・・「さむい」より「さぶい」の方が、気持ちが伝わる



寒さで震える光景が想像しやすくないだろうか・・・「さむい」よりは



つまり気持ちが伝われば良いのである



彼が伝え方を意識したとは到底思えないが、それで良いのである



漢字のテストじゃバッテンであるが、人間社会じゃマルをあげたい



それが大人の世界ってもんだ、うんニコニコ



・・・・てなことで、今日はさぶい



寒風吹くなか、今日は歩いた



最近胃の調子が悪かったが、きっと運動不足なのだろうと歩きながら自覚をした



1月17日事務所を移る



・・・・えはてなマークこの間移ったばっかりじゃん



と思った方は、相当のヌノイオタクである



いねえか



理由はいろいろあるが、ここでは止めておこう



止むをえない事情、ということで



向かい風の寒風に逆らい、ヅラを押さえ(地毛です)、銀行に向かった



新事務所移転のための残金を支払うために・・・・・



ヴ~・・・・さぶいガーン



そしてなけなしの預金から、権利金何某を支払った



・・・・・・すっかり懐も、さぶくなってしまったのだった・・・・・・



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