困った会社がある
融資が受けられない
5月に設立したばかりなのに、これでは設備が整えられない
融資が受けられるはずが、計算が狂ったのだ
融資が受けられるように斡旋する機関が、世の中にはある
その機関の段取りを待っていた
もちろん私は、一切その機関のことを知らないし関わっていない
だが、この11月になっても、信用保証協会へすら上がっていかない・・・
どうやら銀行からの信用をなくしたようだ
原因は分かっている
幾度とない事業計画書の修正
この失敗に尽きた・・・・
初めに言ったことと、後に言ったことに違いが出ては、示しがつかない
最近は、信用保証協会付き融資の一部は銀行も負担する
以前とは金融環境が違ってきたのだ
だから、銀行側もしっかり査定するようになった
さて、その失敗した事業計画書
私は一切関わっていない
その斡旋機関の仕事なので、関わることができなかった
だが、いよいよ私の出番であろうと思った
もう待てないだろう
事業計画書には整合性がなくてはならない
簡単に言うと、損益計算書と貸借対照表の予測がリンクしていなければならない
言うのは簡単だが、これがかなり難しい
信用取引があると、なおさら頭がこんがらがる
いや、信用取引がないこと自体、珍しいであろう
だから、普通はこんがらがる
そこをしっかり行うのがプロである
その会社は、信用保証協会付き融資は、もう当分無理であろう
政府系に行くしかない
どの機関に交渉しようとも、事業計画書は必須だ
真剣に経営に向き合っているかを、この書面で問われる
場面によっては、たかが数字とは言い切れないのだ
なぜなら、数字は何よりの説得材料だからである
具体性、数字・・・これは交渉スキルの必須条件の一つであろう
私の関与先の発展を心から願うばかりである
経営改善相談、経営革新相談、税務相談は
お気軽にどうぞ
≪布井会計事務所サテライトサイト≫
URL http://www.nunoimiraikaikei.com/
メールフォームがございます。
≪お電話・ファックスでも受け付けております≫
TEL 052-485-6961
FAX 052-485-6962