世の中が動いた。
日本にも2大政党の時代がやってきた。
選択肢が広がるという意味では、喜ぶべきこと。
本当は、民主党の政策が全て受け入れられたというわけではない。
と、皆が思っているよね。
以下、私見だけど・・・・
自民との大きな違いは、コロンブスの卵。
ニワトリが先か、卵が先か。
ピラミッドの底辺を先に手当てするのか、
ピラミッドの頂点を先に手当てするのか。
簡単に言うと、そういうことじゃないかなと。
自民は今まで、大企業の手当てを重点的に手当てした。
それが末端にまで広がることを期待した。
大企業の業績が、中小企業の業績や従業員の生活を潤す。
それが設備投資や消費につながり、国全体を潤す。
それは大企業の業績につながる・・・・
というスパイラル。
民主は、底辺を潤して国全体を潤す。
それが各企業の業績を改善する。
というスパイラル。
どっちも危険ではあります。端から正解は無い。
特に前者の理論は、今の時代にはそぐわないことが分かった。
今は大不況だから、何とも言えないところがあるけど・・・・
大企業のカネは、末端に浸透していかないことが分かった。
だから、末端から先に手当てをするという論理もよくわかるよね。
でも、その手当てが貯蓄に回ると、思惑が外れる。
個人消費の活性化を目論んでいるのに、貯蓄に回ったらあまり意味がない。
ゼロとは言わないが。
貯蓄に回す最大の理由は、将来への不安。
年金だったり、福祉だったり、そういった不安。
だから、年金・福祉も同時に担保しなければならない。
本当は、底辺と頂点を同時に攻めると良いのだろうね。
それにも限度があろう。
財源ってやつね。
だから、いわゆる「ムダ」の排除から手をつける。
筋が通った作戦だね。
徹底的な無駄の排除は、国民の支持を受けるだろう。
その後増税しても、国民は「やむなし」と首を縦に振る。
今はそのシナリオは言えない。言っちゃならない。
民主への折角の支持を失いかねない。
でも、早晩増税は避けられない。
増税への下準備として、多方面からの資金の捻出は、実に筋が通っている。
なんて。
私見通りならば、4年後も民主党を応援しよう。
紆余曲折はあろうが、あなたたちの努力は買う。
こうして、時代が変わった。
会計事務所業界は、どうであろうか。
お客様にとって何の利益にもならない事務所が数知れず。
「最近、会計事務所の質が下がったねえ」との声も。
いや、会計事務所の質じゃないんだよ。
先生然とする体質が、染みついているんだよ。
商売という枠で考えると、お客さま視点で物事を見るようになる。
そのビジネスの根本が、会計事務所は分かっていないんだよ。
そして、こんなこと言っちゃいけないのかもしれないけれど。
お客様も悪い。
そんな会計事務所を許してきたんだから。
断るのが申し訳ない、なんて他の業種ではありえないこと。
今の顧問税理士は、わが社のベストパートナーであるか・・・・
この視点で考えると、ほとんどがそうではないだろうね。
長年、義理でなんとなく付き合っている・・・・みたいな。
わが社も変革しましょう。
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