私は、税理士。
いまさら、そんなこと・・・・
さて、ある方からいただいた、良い税理士の像。
中小企業。
そんなに毎期、毎期、決算内容に変動などあるはずない。
変動があったとしても、そのまま表わすとお役所に不振がられるだけ。
そんな変動を、正直に決算書に表わす必要はないってことね。
だから、税務調査に入られないように、決算書を作るべきだ。
会社の正直な姿を表わそうとする税理士は、顧客にとって迷惑をかけるだけだ。
ふ~ん・・・って。
どう思う
って聞かれた。
え
こっちに振るなよ、って思った。
・・・・人、それぞれですしね・・・・・
その人は、何も答えなかった。
発言に責任が持てるのだろうか、その人。
という責任論は別として。
皆、頑張ってます。
どうしたら業績がよくなるか。
せめて、どうしたら資金繰りの苦難から逃れることが出来るか。
そのために、必死です。開業したての私も同じこと。
そのために色んな策を考えます。
私の場合は、未来会計でシュミレーションする。
一つの条件を変化させると、その一つの変化におさまるわけが無い。
色んな数字が、連動して動く。
その結果がどうなるかは、思ったより複雑。
思ったより単純であれば、それはそれで良かったね。
その四次元の変化の結果の集大成を、素直に表現するなとは・・・・意味が分らない。
もっと単純に言おう。
人を使う。経営者はその人たちの生活を背負う。
みな、生活を豊かにしようとする。
なるべく条件の良いところで、勤めたい。
業績がよくなれば、自分の給与に跳ね返って欲しい。
業績が悪ければ、出来るなら現状維持、最悪賞与カットも已む無し。
決算書は、経営者を中心とする営業努力の賜物です。
その結果を歪めるか・・・・
経営者・従業員。その結果に、やりがいを持てるだろうか。
少なくともそれを見る私は、やりがいを持てない。
税理士という立場上、過少申告は出来ない。
過大申告も出来ない。あたりまえ。
でも、私は思うんです。
業績がよければ、胸を張って申告すればいい。
次期が悪くなれば、歯を食いしばって申告すればいい。
税務署を気にして決算書を作る必要が、どこにあるのだろう。
確かに数字の極端な変動に対しては、税務署もマークすると聞くけど。
だから、書面添付制度があるんじゃないの。
極端な数字の変動には、我々税理士が意見を書く。
それについて、税務署が顧問税理士に意見を聞く。
結果、不問であれば、実地での税務調査なし。
経営者になったいきさつ。
そこで働こうと思ったいきさつ。
私が税理士業をやろうとしたいきさつ。
辛いこともあるけど、やりがいがあるから続けるんだよね。
でも、さっき言ったよね。
人それぞれ。
それを「ありがたーい」と思ってもらえる人もいるし。
やりがいをもって仕事をしたいものだね。
それがやりがいなら、認めるよ。
でも私は、未来会計をやってて楽しいからやってます。
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