こんばんわ![]()
行ってまいりました、同窓会。
楽しかったぁ~![]()
この件については、待て次号![]()
で、黒字決算への道その6 vol2、答え編。
まず、経費を変動費と固定費に分けましょう。
変動費は・・・・・食材費ですね。
なぜなら、売り上げがないと発生しない経費だからです。
しかし、売る前にまず仕入れが発生するので、必ずキャッシュは出ていきます。
それを、棚卸資産の回転日数と言います。どれくらいの期間で在庫がさばけるかという日数です。
しかし、ここでは完売が目的です。
在庫はほとんど残らないと仮定しましょう。
1杯400円の食材費がかかるとすると、1杯あたりの限界利益額は
限界利益=売上―変動費=500円-400円=100円
つまり、限界利益率は、100円÷500円=20%ですね。
で、問一利益は、100円×80杯=8,000円ですね。
これは簡単です。
ここで、固定費の把握もしてみましょう。
固定費は、売上にかかわらず必ず発生する経費です。
ということはこの問いで言うと、人件費とその他の経費でしょう。
750円×8時間+4,000円=10,000円ですね。
そこで、問2の売上高です。これを損益分岐点売上高と言います。
つまり、最低限売り上げなければならない売上高です。
これは、限界利益と固定費が等しくなる売上高を言います。
つまり、問1の80杯では、赤字なのです。
利益が8,000円なのに、固定費が10,000円かかるからです。
ということは、10,000円÷20%(限界利益率)=50,000円ということになります。
これは、50,000円÷500円=100杯分の売り上げに相当します。
で、問3値下げ後。
50,000円÷480円=104.16666・・・・杯売らなくてはなりません。
105杯売らなくてはならないことになります。
問4のその時の利益額は、105杯売るとすると・・・・・
105杯×(480円-400円)-10,000円=△1,600円の赤字です。
値下げしたから、1杯500円の時の損益分岐点売上高ではダメですよね。
で、問5の480円にした場合の損益分岐点売上高は・・・・・
限界利益率が、(480円-400円)÷480円=0.166666・・・・だから
10,000円(固定費)÷0.16666・・・・=60,000円ということになります![]()
一万円も損益分岐点売上高が、上がっちゃいました。
問6 食材費高騰後の損益分岐点売上高・・・・・
限界利益率が、(500円-420円)÷500円=16%だから・・・・・
10,000円÷16%=62,500円になっちゃいました。
当初と比べ、12,500円余計に売らなくては赤字です![]()
問7 固定費の増額があった場合・・・・・
固定費は800円×8時間+4,000円=10,400円となりました。
10,400円÷20%=52,000円が損益分岐点売上高です。
・・・・以上が、前回の解答でありました。
ここで意識しなければならないことがあります。
常に、限界利益率は・・・・と計算しましたが、この率をいつも意識しましょう![]()
これで、当月・当年の利益を常に意識することができるからです。
限界利益で固定費を回収する![]()
この意識を常に持ちましょう。
試算表の損益計算書は、それだけでは全く役には立たないことが、おわかりでしょうか![]()
まず損益計算書を、変動費と固定費に分解してみましょう。
あと、もうひとつ意識しなければならないことが・・・・・
これは・・・・・・・待て次号![]()