本日、立川談志家元の十三回忌。

 

 

二年前。

フジテレビでは、”ザ・ノンフィクション”。

TOKYOMXで、没後十年特番の”言いたい放だい”が放送された。

 

 

 

 

よみうりホールでは「談志まつり」が開催される。

以前は必ず行ってたが、もう止めた。

 

談志一門の人気者とそうでない者が一堂に会する。

途中で企画物がある(今年は知らんが)。

だが、あんまり追善という気分にならない。

 

ロビーではこれ見よがしに談志グッズや新音源が販売される。

それらのタイアップ落語会の雰囲気に近い(今年は知らんが)。

 

でも家元も「俺で金儲けしろ」みたいなことを仰っていた?ので、それはいい。

ただ追善の雰囲気が無いのがイマイチ。

 

志らく師匠の会に行けば、のべつ家元のお話をしてくださる。

それで”追善慣れ”してしまったのかしら。

 

 

 

ある年。

この会の直前に家元のお墓参りをした。

すでに昼の部が催されている時間なので、一門の方々はいらっしゃらないだろう。

墓参の客ぐらいしかいないかな?と行ってみれば、何と女将さんと吉川潮氏、もう一方がいらした。

しまった、、、と思ったが、夜の部までに時間があまりない。

ここでお参りしておかねば、、

「すいません!」と大変に失礼ながらもお側で手を合わせた。

 

 

すると、女将さんからお声をかけていただいて、先の方が持ってきたであろうお供物を

「これ持ってって」

とくださった。

「ここに置いていても勿体ないから」って。

お二方もニコニコ笑っていらっしゃる。

有り難く頂戴して場を後にした。

 

 

皆様、お元気でいらっしゃるだろうか。

 

陳平先生はまだまだお元気のようだ。