さ富雄丸山古墳(正面の森)

近年の調査で古墳時代前半に築成された、直径110m前後に復元できる3段築成の円墳であることが判明し、我国最大の円墳であるとされています。
先日立ち寄った生駒ふるさとミュージアムによると、生駒市内の竹林寺古墳とともに奈良と大坂を結ぶ街道を通る人達に見せつける目的で築造されたものではないかと云う事ですが、有力豪族の蟠据した形跡などないこの地域で一体誰が見せつけようとしたのか?解明が待たれます。
因みに奈良県下でこれに次ぐ円墳は、五條市にある近内鑵子塚古墳・85mが上げられます。