一月一日 | 森音丸の月の雫

森音丸の月の雫

コーラスグループ「フォレスタ」が大好きな学生です!
言語が好きなので、音楽を通して言葉の素晴らしさを伝えていきたいと思っています。
よろしくお願いします!

明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします





新年最初の曲はこちらです

ベタです...




『一月一日』
作詞: 千家尊福/作曲: 上真行

(1)
年の始めの 例とて
終なき世の めでたさを
松竹たてて 門ごとに
祝う今日こそ 楽しけれ

(2)
初日のひかり さしいでて
四方に輝く 今朝のそら
君がみかげに 比えつつ
仰ぎ見るこそ 尊とけれ







〈エピソード
1893年(明治26年)、文部省から出版された『小学校祝日大祭日歌詞並楽譜』に掲載されている作品。当初2番の歌詞は「初日のひかり 明(あきら)けく 治まる御代の 今朝のそら」と当時の元号の「明治」に掛けたものだったが、「大正」に改元され現在の歌詞に変更された。


作詞の千家尊福は1845年(弘化2年)-1918(大正7年)、島根県出身の宗教家、政治家。出雲大社の宮司を務める出雲国造(いずものくにのみやつこ)の家に生まれる。出雲大社の宮司を務め、神道大社派を創始する。その後、元老院議官や貴族院議員、東京府知事、埼玉県知事などを務め、第一次西園寺公望内閣にて司法大臣として活躍した。


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(画像はWikipediaより)


作曲の上真行(うえ さねみち)は1851年(嘉永4年)-1937年(昭和12年)、京都出身の雅楽師、漢詩人。4歳で雅楽の手ほどきを受け、1870年(明治3年)宮内省雅楽局の設置に伴い、その怜員となる。1874年(明治7年)に洋楽の勉強を命じられ、フェントンの下で吹奏楽を学びテナー・トロンボーンを担当した。1877年(明治10年)、東京女子師範学校附属幼稚園の委嘱により『寒夜』『神之道』『雪降』などの唱歌を作曲した。1879年(明治12年)に設立された西洋管弦楽協会の幹事となり、エッケルト、メーソンらに師事しヴァイオリンとチェロを習う。翌年、音楽取調掛に第1回伝習生徒として入学しピアノや唱歌、和声などを学ぶ。東京音楽学校の教諭を経て教授となり、唱歌や和声、音楽教授法を教えた。この時に同校内に作曲攻究会を設立し小山作之助や滝廉太郎などを育てた。明治初期の音楽教育に貢献し、多くの唱歌や軍歌を残した。『京都』『鉄道唱歌』などがある。

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〈後列真ん中が上真行〉


(画像はhttp://redfox2667.blog111.fc2.com/blog-entry-247.htmlより)







クローバーフォレスタの動画では混声で歌われています
一台のピアノを3人で弾いているところに注目です
美しいハーモニーで素晴らしい年を迎えることができます
新年にふさわしい明るいメロディーです
動画はこちらです↓







最後まで読んでいただきありがとうございました