故郷を離るる歌 | 森音丸の月の雫

森音丸の月の雫

コーラスグループ「フォレスタ」が大好きな学生です!
言語が好きなので、音楽を通して言葉の素晴らしさを伝えていきたいと思っています。
よろしくお願いします!

こんばんは




今日は大晦日です





今年2017年にフォレスタの女声新メンバー3人   池田史花さん・財木麗子さん・谷原めぐみさんが加入しました


ということで年内最後に
新メンバー3人が出演している作品を取り上げたいと思います


本日の一曲はこちらです






『故郷を離るる歌』
作詞: 吉丸一昌/ドイツ民謡

(1)
園の小百合 撫子 垣根の千草
今日は汝をながむる最後の日なり
おもえば涙 膝をひたす さらば故郷
さらば故郷 さらば故郷 故郷さらば

(2)
つくし摘みし岡辺よ 社の森よ
小鮒釣りし小川よ 柳の土手よ
別るる我を憐と見よ さらば故郷
さらば故郷 さらば故郷 故郷さらば

(3)
此処に立ちて さらばと 別を告げん
山の蔭の故郷  静に眠れ
夕日は落ちて たそがれたり さらば故郷
さらば故郷 さらば故郷 故郷さらば
さらば故郷 さらば故郷 故郷さらば




〈エピソード
1913年(大正2年)に出版された『新作唱歌 第五集』に掲載されている作品。原詩のタイトルは『Der Ietzte Abend』で「最後の夜」という意味、原詩の内容は女性との別れを描いている。


作詞の吉丸一昌は1873年(明治6年)-1916年(大正5年)、大分県出身の作詞家、文学者、教育者。東京帝国大学に進学し、下宿先で私財を投じて「修養塾」という私塾を開いた。その後生涯を通じて、地方からに苦学生と生活を共にし衣食住や勉学の世話をした。その後大学を卒業し、東京府立第三中学校へ教師として赴任。1911年(明治44年)から1914年(大正3年)にかけて発行された尋常小学唱歌編纂委員会の作詞委員会委員長になり本格的に作詞家の仕事に取り組んだ。『早春賦』『木の葉』『蛍狩り』などの作品を手がけた。





フォレスタの動画では小笠原さん・吉田さん・中安さん・池田さん・谷原さん・財木さんが歌っています
優しい歌声が曲にぴったりです
動画はこちらです↓




もうひとつ
明日1/1に「BS日本・こころの歌」で21:00から「スペシャルコンサート2017」が放送されます

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良い年をお迎えください






最後まで読んでいただきありがとうございました





来年2018年もよろしくお願いします