5月12日は、リハウスリーグ前期の大一番。現在2位の我がチームと対戦するのは、3位のチームと無失点全勝の1位のチーム。うちだってなんとかここまで負けなしでやってきた。今日ここで2連勝すれば前期首位で折り返すことができる。スタッフ、選手共々士気は高い。
まさに決戦の日。
前日の練習では、みな動きが良かった。先週の試合で負傷退場した選手も元気に復活。万全だ。
相手のキープレーヤーのポジション、特徴はすでに復習して頭に入っている。
夏日の暑さ予想で1試合空きの2戦。体力的に2試合全力でいける選手ばかりではない。そうでない選手もいる。試合の展開とは別に体力のマネジメントも注意しなければならない。これで何度も痛い目にあってきたからだ。
3位チームとの第一試合
何度か今までも対戦しているが、苦手意識はない。よいチームだけど、これといった得点パターンもない。しっかり守ればチャンスは必ず出てくるはず。と思ったら
前半早い時間に、2つの決定機を迎える。が、決めきれない。
コーナーキック。入念に役割、動き方を練習してきた。このチームはコーナーキックが得意である。良いキッカーが数名いて、背は高くないけどしっかり落下地点に飛び込んでこれる選手がいる。
さぁ、コーナーキックだ。囮の選手の頭上を超えてふわりと落ちてきたボールに後ろから飛び込む。すこしボールが低い。ジャストミートではないがボールは左隅へ。
ポストに当たってしまった。
くぅ。
相手のクリアボールがペナルティエリア後方にグランダーで。まさにシュート練習のようなボール、はふかしてしまった。
その後なかなか決定機が作れず、引き分けを覚悟した残り2分。
タッチラインギリギリのハーフライン近くでファウルを取られてしまう。この試合のレフェリーはよく笛を吹いていた。体の入れ合いだったので最初相手のファウルかと思ったほどの際どいものだった。
ゴール前に両チームの選手が密集。まさにそこめがけて蹴り込んだのであれば100点のキックであった。ゴールキーパーは触ったような気がする。溢れたボール、
早く密集からボールを出せ!出ろ!
密集から出た先はゴールの中にだった。
まさに取りこぼした感じのする敗戦となってしまった。
泣く選手もいる。泣いている場合ではない。気持ちを切り替えて次の試合に臨まないといけない。
泣くのは勝ってからがいい。悔し涙はしょっぱい。