自分は、計算が得意なほうだと思っている。

といっても、脳トレの計算25で平均20秒を切るくらいの新幹線レベルでしかないのだが。

 

電卓を使わずに桁の多い計算ができるようになったのには訳がある。

漫画で、普通は電卓が必要なくらいの計算で瞬時に答えを出す登場人物の一人。

ドラえもんで1万メートルの深海にもぐるシーンで、スネ夫が当時の東京タワー333メートルを30本積んでもまだ深いと断言する。

333×30=9990など確かに簡単に計算できるものだが、瞬時にこういう計算ができる人は実は世の中に少ない。

電卓を使うことが一般的で、計算が遅くても電卓が早ければ問題ないからである。

しかし、漫画のテンポを上げるためか、暗算が難しい計算を瞬時にこなすシーンは多くの漫画にある。

えーっと、と電卓を取り出すのは、敢えて他の登場人物に計算の意味を伝えるシーンだけである。

これは、金田一少年の事件簿で、マークシート記述の四択アンケートで50問すべてを不正解を選ぶ確率がどれくらい低いのかを示すシーンで使われている。

4分の3、つまり75%(0.75)の50乗は?という計算である。それがどれだけ、不自然なのか、と指摘して犯人が割れるという内容だったと記憶している。

見出しで掛け算、と言っておきながら割り算に近い話になってしまったが、話を戻すと、電卓を使うのが苦手というのもあって、電卓を使わずに難しい計算をすることに憧れたのが最初の理由であった。

 

まずは、乗算について。2の二乗も3の二乗も楽勝だが、11の二乗ににさしかかったところで拒絶反応が出る。

筆算をしないと解けなくなる頃だ。そこで、11×10+11×1の計算をすると比較的脳内で計算できることに気が付く。

これは、従弟がそろばんをやっていたため、分解して計算する方法を教えてもらったことから自分なりに簡単な計算に置き換えたことから。

だが25の二乗くらいになると、面倒くさくなって、625になることを最初から記憶するようになった。

この数字を知っていると、625から25引いたら600になるため、25×25-25=600、計算が成り立つのかはともかく、25×25の片方の数字をひとつ小さくすると25×24=600になることから、掛け算の数字をひとつ小さくすると反対側の数字に対して減った数の掛け算が減るということになる。

 

ともかく、計算が早いと、次の仕事にとりかかるのが早くなる。

特に綺麗な数字の10の掛け算ではなく、世の中にはダースという計算がある。

10ダースは120個ならまだ苦労しないが、6ダースは72個という計算が必要になる。

6×12ぐらいなら大抵は暗算とはいえ、12ダースが144個になるのは計算が面倒だろう。

そのときは、6ダースの計算が72であるならその倍で144と計算すればいい。

この計算も、昨日の曜日のお話でも挙げた万能鑑定士Qの事件簿で紹介されたいわゆる計算のコツである。

 

一部の人には当たり前の計算方法ばかりだろう。

だが、世の中を過ごしているうちに、即計算ができない人は多く存在する。

たとえば引き算の話になってしまうが、レジで預かり金の打ち間違いをした場合、電卓を取り出す店員は多い。

確実に、という指導もされているとは思うが、自分の間違いで客を待たせるという感覚が店員だったころには苦手だったので、こういうときに計算が早いと役に立つ。

たとえば、910円の買い物で1010円出されているのに1000円で打ってしまった場合は、100円なのはすぐに計算できるのでそんなときにわざわざ電卓で打たないでほしいものだ。

ちなみに、暗算の得意な自分は、467円の買い物で522円とか出して55円のお釣りをもらうこともある。

 

掛け算について自分の思いを語ると、キリがないので今日はこの辺りにしておく。