2005年06月26日(日) 06時58分53秒

バブル崩壊、宮台、エヴァ、ドラゴンアッシュ、そして…90年代ノットデッド?(前編)

テーマ:雑記
strange 経由で【犬惑星】-モロ90年代 という記事を読んだら何だか無性に90年代のことが語りたくなってしまったので語ります!もちろんこれから書くのは僕の感じ取った90年代であって、【犬惑星】の人のそれと異なる部分も多々あるだろうし、あなたのそれともきっとどこかしら異なるだろうと思います。要は「マイ90年代史」みたいなものです。てことで90年代自分語り開始~。


と言いつつ前置き的に80年代後半から語ってしまうのだが、それはどうしてもバブルのことから入らざるを得ないからだ。80年代後半のバブル景気、すでに15年以上昔の話だから、僕より10歳下の今年ハタチになる人にとっては「歴史的事実」でしかないだろう。僕の世代にとってのオイルショックがそうであるのと同じように。80年代後半、よく覚えていないが、それまで1ドル240円くらいだった円がどんどん高くなっていき、日本はとにかくすさまじい好景気だった。円高と好景気の順序は逆かもしれないが、それは今はどうでもいい。僕にとってのバブルの象徴は、当時TBSで放映していたクイズ番組「世界まるごとHow mach 」での「1ドルは○○円」がどんどん円高になっていたことと、ゴッホのひまわりを調子に乗ったどっかの日本企業が金にあかせて落札したことの二つであって、現実レベルでの変化という意味では何の実感もなかった。いざ崩壊した後に振り返ると「あれがバブルだったんだなあ」とは思うけれど。セガのR360とか。

そして90年代に突入し、おもむろにバブルは崩壊した。正確には崩壊したのがいつなのかは適当に検索してみればわかるけど、僕の実感では、NTT株がうんたらかんたらとか週刊誌とかでも煽っていたのが、すごい勢いで株価が下がって「だから素人が株に手を出したらダメなんだ」みたいな話が出たあたりがバブル崩壊だ。けどまだこの頃はそこまで不景気という実感はなかったように思う。というか、どこから不景気になったのか実感で考えると難しい。何しろ90年代は毎年毎年景気が悪くなったと言われていたような気がするからだ。常に右肩下がりで悪化、まるで2ちゃんねるの歴史だ。(2ちゃんねるでは開設された1999年から「最近の2ちゃんは質が低下した」と常にどこかで言われ続けている)

世の中が不透明になっていくような実感を与えたのはバブル崩壊よりもむしろ東西冷戦終結~湾岸戦争~日本新党誕生~政治改革ブームという政治の変化が大きかったように思う。もちろん経済と政治には密接な関わり合いがあるだろうが、あくまで実感レベルなのでここでは両者を分けて捉える。ちょうど自分自身が高校生になり政治や世の中に対する関心も高まっていたこともあるのだろうが、特にあの政治改革ブームに対する怒りは今も忘れない。「とにかく変わればいいんだ」とばかりに具体的な検証などもなく改革を煽り立てるばかり、反対すれば「守旧派」という悪名が貼られる。おそらくあのブームを支えたのは、世の中に対する閉塞感をとにかく打破したいという多くの人の感情だったのだろうが、そうした多数の感情が冷静さを欠いたまま一方向に流れて反対意見を封じ込めるということの恐ろしさを身にしみて感じた。まあ、それに反発していた自分の感情もまた冷静さを欠いたものだったのだろうけれど。

で、そのように政治と経済両面で日ごとに不透明さと閉塞感が増し続けていた90年代前半なのだけど、日常では競馬と麻雀とゲーセンに明け暮れつつ、でもそろそろ少しずつ将来のことも考え出すようになって、そして何となく深刻になりつつあった94年、宮台真司を知り、ものの見事にハマる。浪人中に高校の友達と雀荘で麻雀を打っていたときに、すでに現役で大学に受かっていた友達から「この人の講義が今大学ですごい人気で立ち見も出るくらいなんだよ」と言われて渡されたのが宮台の「サブカルチャー神話解体 」だった。当時宮台はすでに少しずつメディアに露出していて、たまたまNHK教育か何かで宮台が島宇宙化か何かについて語っているのを見たことがあったので名前は知っていた。が、それを見たときの印象は「またわかったようなこと言ってる奴がいる。うさんくせえ」だったので、最初に本を受け取ったときもネガティブなイメージが先行していたのだけれど、いざ読んでみると「ああ、すごい納得できる!すごい!」となって、モロに宮台にハマることになった。

とりわけ、95年の地下鉄サリン事件のあとに出版された「終わりなき日常を生きろ 」には心をわしづかみにされた。表層しか見えずにただ苛立ちだけが続く閉塞感の本質が明らかになって、今立っている場所が正確にわかったような感覚を覚えた(とか言いつつ今あの本の内容をパッと思い出せと言われると「まったりと生きる」とか茶髪がどうとかしか思い出せないのだが)。strange のしばさんが書いているように、やはり僕も宮台にだまされた一人でしかないのかもしれないけれど、少なくとも当時の自分にとって宮台はアクチュアルに響く存在だったし、きっとそれが巡り合わせだったんだろうなあ。時代と年齢と環境の。

ちょうど95年の途中まできたところでとりあえずここまで~。あ、全然関係ないけど今週のエウレカセブンの戦闘シーンすげーかっこいいいいい!アニメ自体あんまり見ないしそもそも映像にあまり興味ないほうだけど(だからこそ?)今週のエウレカセブンの戦闘シーンはすげええええって思った。
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