今さら感の強いハリルホジッチの解任。
局面での個の力、いわゆるデュエルに勝つという、サッカーのというよりスポーツの原理原則を強く時続けたハリルですが、個の勝負にフォーカスしすぎて、日本人らしさでの勝負は出来ていませんでした。
外国人なら、自分のベースありきで監督の言うことに耳を貸すぐらいですが、日本人は監督の指示に右にならえで、一斉にそっちの方向に進んでしまうから融通が聞かない。
その結果、日本人が外国人のフィジカルに真っ向から勝負するという道を突き進んで、合っていないことをしているので面白くないサッカーに終始していました。
なので、解任はやむ無しという中でずっときていました。
それでも、ここまで来たら心中覚悟でロシアへ行くのだろうなと思っていたので、ここでの解任は以外です。
ハリルの評価はこれぐらいにしておき、重要なのは今後ですよね。
まず西野監督というチョイスですが、意外という気持ちと、往年のファンからしたらやっと代表監督になったという気持ちの半々なのかなという感じです。
オリンピックとガンバ大阪での成果は輝かしい成績がありますが、名古屋と神戸で失敗したことで一線を退くことになったので、もう終わった監督というイメージがJリーグファンの大多数の認識だと思います。
まぁ誰がやっても難しい状況であるということは間違いが無いので、今後に影響がなく、実績もある。なおかつ日本代表の状況をしっかりと把握出来ているということで、選ばれたのだとは思います。
ですが、西野監督のサッカーが短期間で形になるものであるとは思えないというのが、どうしても不安になります。
こういう上手く言っていない状況である時には、守備のやり方にメスを入れるというのが常套手段なのですが、西野監督にそのイメージは無い。
また、西野監督のコンセプト、チームのメソッドを良く知る選手がいれば、チーム作りは早くなるのですが、遠藤を今召集するのにはリスクが高い。(まぁ南アフリカの時の川口みたいに呼ぶかもしれないが。)
なので、西野JAPANに変わったからと言ってハリルの時より確実に良くなるとは全く断言出来ないというのが正直なところで不安が大きい。
時間があればしっかりとしたチームをつくれるとは思うのだが、もうその時間は残されていない。
西野監督にとって、選手を試す機会は一度しか与えられない状況の中で、どういう選手をチョイスするのかは興味深いが、ゲームメイクが出来る選手がハリルの時より増えることは確実だと思う。