言霊(The Spiritual Power of Words)パート2 | North Creek

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自分を励ますために書いてます。

昨日の続きを書いていこうと思います。言霊パート2です。

私がそもそも「言霊」なるものに出会ったきっかけは、中村天風という人物の著作を読んだことです。みなさん、中村天風氏をご存知ですか?

中村天風氏のこまかいことはおいておいて、彼の「天風哲学」なる人生の成功哲学の中身を紹介します。


人生のすべての出来事は自身のこころが作り上げたものであり、すなわち、現在の自分の姿は自分の心の思考が生み出したもの。「人生いいことばかりじゃない」と考える人はその通りの人生を送るし、「人生は面白い!」と考える人は、すべからく、そのように人生を送る。であるから、積極的なこころで積極的に思考して、積極的なことばを発するようにして、すばらしい人生を送ろうではないか。前向きで、強い信念から生まれる積極的なことばこそが、人間を成功に導く原動力であり、幸福な人生を送る秘訣だ。


というような内容です。

ここからは天風氏の語ったことばをそのままご紹介します。みなさんが彼のことばから少しでも元気になったり、より前向きで積極的になっていただければ幸いです。
ちなみに、中村天風氏は知る人ぞ知る「人物」で、大きな書店の自己啓発コーナーで必ず名前を見つけることができるような方です。それと、この天風哲学に心酔した人たちの中に、松下電器産業(現在のパナソニック)の創業者である松下幸之助さんや、京都セラミック(現在の京セラ)の設立者の稲盛和夫さんがいたようです。


「真剣に考えよう!実際人間が日々便利に使っている言葉ほど、実在意識の態度を決定するうえに、直接に強烈な感化力をもつものはない。感化力というよりむしろ暗示力といおう。このことを完全に理解し、かつこれを応用して活きる人は、もはや立派に人生哲学の第一原則を会得した人だといえる。
 何故か!それは人生というものは、言葉で哲学化され、科学化されているからである。すなわち、言葉は人生を左右する力があるからである」

 「常に言葉に慎重な注意を払い、いかなるときにも、積極的以外の言葉を使わぬように心がけることである。そうすると、それが人生哲学の第一原則である暗示の法則を立派に応用したことになり、期せずして健康も運命も完全になる」

 「だからいやしくも人を傷つける言葉、勇気をくじくような言葉、あるいは人を失望させるような言葉、憎しみ、悲しみ、妬みの言葉を遠慮なくいっている人間は、悪魔の加勢をしているようなものだ!そういう人間は、哲学的にいえば、自他の運命を破壊していることを、平気でしゃべっている。だから何遍もいうように、人々の心に勇気を与える言葉、喜びを与える言葉、何とも言えず、人生を朗らかに感じるような言葉を、お互いに話し合うようにしよう」『運命を拓く』中村天風


こんなことを思い今日も自分を励ましております。今の自分に感謝。