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リーマン編集者の「その日暮らし」

某オウンドメディアの契約編集者の仕事の記録、および身辺雑記

この間、ブックオフに本を売りにいったとき、「名前と住所と生年月日書いてください」って店員さんに言われてサラサラ書いてたら、年齢のところで一瞬ペンが止まった。そうか、30か。と。


30になってもう2ヶ月近くたつけど、なんか一番30代に入ったということを自覚しました。こう、自分の手で年齢を書き込むと実感わきますなぁ。


そんなこともありつつ、結構忙しくしてます。今週は久しぶりに野球記事を書きました。データをたくさん盛り込んだので、チェックするのに苦労しましたが、出来はどうなんだろう。いつもそうだけど、仕事を終えた直後って、いい仕事ができたのかどうか、自分では判別つかんね。誰かに何かを言ってほしいけど。


来週火曜発売の号に名前つきで載ってますので、気が向いた方は読んでください。もしも雑誌名を知りたい人がいたら、アメーバのほうにメッセージください。


そんなことしつつ、建築家連続インタビューも続行中。つか、実はインタビューはもう終わったけど、ぜんっぜん原稿が進んでない。デスクが「早く書け」とは言うけど締め切りを決めないもんだから、なんかズルズルと。


いかんな。マジで。これまで自分に激アマで生きてきたけど、ほんまちょっと、シャッキリせな。30なんやし。繰り返すけど、30なんやし。

これから先、どうやって飯食っていこうか。いつも考えてる。


雑誌記者なんて仕事、10年後あるのか?いや、なくなってはいないと思うけど、そこで食っていける人って、いまの何分の一なんだろう。そのなかに自分は残れるのか?


先行きの見通しが暗いのはどの業界も似たり寄ったりではあると思うけど、出版業界の場合は見通しが「暗い」んじゃなくて、「見えない」。電子化なんて、収益のひとつくらいにはなるかもしれないけど、柱にはなりえない。広告に関しては、まさに壊滅的。うちの雑誌なんて、ほとんど自社広告みたいになってる。これは、雑誌の本来の収益の2本柱、販売収入と広告収入のうち、ひとつがほぼダメになったことを意味する。もちろん販売収入だって、右肩下がりがずーっと続いてる。


もはや、どうやって雑誌として生き残るかというより、いつまで持ちこたえるかという世界に入ってる。がん患者みたいなもんで、必ず死ぬけど、抗がん剤やらなんやらを色々やっているような状態だ。


雑誌や会社に頼る生き方はできない。あるとすれば、個人として仕事を請けられるような実績、ネームバリューみたいなものをいかにして作るか。そのためには、他の人にない専門性とか特殊技能がいる。理想は、本書いて、ベストセラーとまではいかなくても業界内の評価をそれなりに受けて、取材受けたり講演の依頼がくるようなポジションにつくことだけど、難しいなー。相当、難しいな。


あとは、物書きとは違うところでの収入を作るとか。運用やるか、まったく違う副業持つか。出版とか、文章とか、なんかそういうのに関係する、でもまったく違うビジネス。なんか頭ひねって考えないと。


自分や自分の家族が食うことだけに精一杯だと、本当にやりたいこととか、多少なりとも人の役に立つことしようとか、余裕がないからそういうことがなかなかできない。早いとこ、そこ脱却したいな。難しいけど。ほんま。ほんまに。


日本人は「国民は一流、政治は三流」と言われることがある。


今回の震災ではそれがものすごくよく出ていて、震災という大災害のさなかでも、パニックに陥らず、略奪や暴行などもほとんど起こらず、世界中を驚かせた。一方で、政治はこんな事態になってもまとまらず、停滞し、不信任案なんてものを出して、まさに世界に恥をさらした。


このコントラストって、けっこうすごいと思う。外からみると、日本人ってすごいのかアホなのか、本当によくわからないと思うよ。


でも、「政治家は民間とはまったく違う世界だから」では本当は済まないんだと思う。政治家のレベルは、イコールその国の民度だ。だから、あのバカ騒ぎしてる政治家たちは、自分たちの姿。政治家はダメだダメだって言うけど、それは自分のことをダメだって言っているのと同じだと思う。


結局、日本が立ち直るには、政治がなんぼかマトモになってもらわないと、きっと無理。国民も政治を他人事じゃなく我が事だと思わないと無理。


でも、自分の人生を豊かにするために、合理的に物事を考えると政治なんかには関わりも興味も持たないほうがたぶん正解なんだよな。かける労力に対して、あまりに得られるモノがないから。


政治なんかに興味持つ暇があったら、シコシコ仕事して、金貯めて投資して、海外でも仕事できるように国際感覚を身につけることに集中したほうがいい。


なんというか、これって08年の金融危機と構造が似てて、投資家がそれぞれ自分たちの利益を極大化することを考えて動くことが正しいと考えられてきたんだけど、実はそうすると全体としての経済が破綻する。実際、破綻した。


結局、短期的な利益の極大化に走ると、長期的にみると自分たちが被害をこうむる。こういうのって、避けるの難しいよな。どうしたもんか。


先週、今週とシコシコと大型企画2本のための取材活動してます。原稿、書いてません。仕事してないわけじゃないのに、ワイド1本すら書かないってのは、前にも書いたかもしれないけどなんだか居心地が悪いです。ちっこい記事やりながら大きな特集の仕事もやればいいんだろうけどね。不器用なので。


取材としては、ひとつは有名建築家をインタビューしてまわってます。例の大阪の人もまた行きましたし。


もうひとつは鉄道取材ですね。実は昨日、一日で山形から青森、秋田とぐるーっとまわってきました。鉄っちゃんばりに電車を乗り倒したんですが、ありゃしんどいですね。駅からほとんど外に出ずにひたすら電車を乗り継ぎましたからね。でも、人生初の寝台車は少し楽しかった。


それと、いま少し外部の仕事も請けてます。今日はカプコンにモンハンの取材に行ってきました。こうしてちまちまと稼ぎつつ、顔売っていかないと。先々何がどうなるかわからんですから。


もう東京は梅雨に入ったらしいですね。まだ5月なのにな。

毎週木曜は、僕の郷土・滋賀県が生んだ政治ジャーナリズムの巨匠の原稿がある日。今日はわりにすいすいと入稿作業が終わったので、帰ってニュース見てシャワー浴びてもまだこの時間。明日は昼から取材があるだけなので、わりかし楽です。


現在発売中の号では、殺人ユッケで1本ワイド記事書いてます。気の向いた方はご一読ください。


さて。今週は入稿予定の原稿がないので、来週に向けての取材をしつつ、会いたかった人にあったり勉強会に参加したりしてます。いまは人に会うのがとても楽しい。これは状態がいい証拠ですが、調子いいのはあまり続かないのが常なので、まあボチボチいきます。


個人的には、去年の後半から、結婚したり身内が死んだり、就職に失敗したり(ま、これはご愛嬌)、かと思えば世の中的にも震災が起き、なんといいますかジェットコースター状態です。そんなこんなで30にもなりましたし。


困るのは、どうにも暗いものが世の中にも自分の身の回りにも漂っていること。前から先が読めない時代だなと思っていたけど、いまは本当にほんの目の前にあることもわからない感じ。


日本はどうなるのかということを仕事で考えるけど、そもそもこれから僕はどうなるのか。イビチャ・オシム元日本代表監督は、「リスクを侵せ」と言い続けた。とはいえリスクだらけの世の中だけど、手探りでも前に足を踏み出すしかない。


あー仕事抜きで酒呑んで、バカ騒ぎしたい。