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リーマン編集者の「その日暮らし」

某オウンドメディアの契約編集者の仕事の記録、および身辺雑記

書いておこう、と思うことは日々けっこうあるんだけれど、最近自宅でPCを開く回数がめっきり減ってしまったので、なかなかブログを書くこともなく、脳内から思考が消えていく毎日です。


近況を記すと、先週、別冊を含めて30ページを校了するという荒行をやり終えて、倒れるように1週間のお休みに入りました。実家に帰って親父の墓参りをし、嫁の実家に顔出して、あとはとにかく寝てブラブラ散歩して本読んでまた寝て、というような生活をしています。いまは東京に帰っています。


最近はもっぱら、これから何やろうかな、アレ、そもそも俺何やりたいんだっけ、ということを考えています。考えてみたら、前職公務員を辞めてからというもの、なんとなく「色んなところに行って色んな人と会ってみてーな」ぐらいの薄っぺらい気持ちひとつでここまでやってきて、それはそれで間違っちゃいないんだけれども、齢30に至ってまだその程度の考え方しかしないってどーなの、と。


色んな人に会って知見を広めて、それで自分は結局何をしたいのか。それ以前に何ができるのか。


結論としては「お前、何もできねえじゃん」になってしまうんですが、強いていうなら多少文章が書けて、ジャンルに関してはわりに何でも対応できる器用貧乏的で中途半端な器用さがあるかなと。


そんな中途半端な自分にいまできること、将来的にできるようになっておきたいこと、最終的にやりたいこと。それはなんだろうなと考えながら、ああもうすぐ休みが終わるなと沈みつつ、今日もどうにか生きています。

今週発売の号で、ある医学博士をインタビューしてます。今回はちょっと作りを色々自分なりに工夫してみました。


ところで、なんかテレビ観てると、代表選の報道とかでは政治家のことをケチョンケチョンに言うくせに、紳助のことになると途端にあいまいな口調になる司会者やタレントが多い。普段、官僚の天下りは許せんとか言うのに、自分が直接関係のある業界や人物になると、擁護したり何もいえなかったりするんだな。


結局、自分の利害関係や既得権益に絡むことには触れたくないってことだろ。それって、政治家と変わらないんじゃないの?


自分には痛くも痒くもないところに対しては強く、自分のフトコロが痛くなるところには茶を濁す。政治家もタレントも評論家も同じだ。しかも、そのことをどうも自覚せずやってるっぽいのが、救いようが無いよ。


批判することはとても大事なことだけど、自分も目くそ鼻くそであることを自覚するべきだ。無自覚なアホよりは、せめてアホであることを受け入れたアホでありたい。


最近、思う。


つまらない政治資金問題なんか気にせず、早いとこ小沢一郎を首相にしておけばよかったんじゃないか。


いまの小沢礼賛派が言うように、小沢ならこの停滞した日本の状況を本当に変えられるのならよし。変えられなければ、ああやっぱり小沢じゃダメなんだって、みんな分かったはず。


いずれにしても、今回の代表選のように、いつまでたっても「小沢詣で」で代表が決まるようじゃ、もう日本の政治はどうにもならんよ。早いとこここを飛ばさないと、日本の政治は次のフェーズに行けない。


かといって、いまさら小沢が首相になる目があるとも思えないし、そうするとこのまま闇将軍的な影響力が今後いつまで続くのか。


政権交代の半年くらい前、本で「首相になります」って言ってたのにな。ホント、検察はくだらないことをしてくれたもんです。




芸能人って、なんで「週刊誌はガセばかり」みたいなウソつくんだろう。


いまは良くも悪くも訴訟社会だから、ちょっとしたことですぐに訴えられる。裁判官は、記事の内容が真実かどうかじゃなく、記事の根拠、裏づけが十分だったかどうかで判断する。だから、ほぼ間違いないって「確信」があっても、「確証」がなければ書かない。つかんだネタのうち半分書ければいいほうってのはザラだ。


たしかに、ちょっと取材が甘い雑誌もあると思うけど、芸能人が口を揃えて言う「ほとんどガセ」ってことはない。だって、それじゃ負けるし、そもそも商売にならん。


むしろ、なんで公の場であんなに堂々とウソがつけるのか。そっちのほうが不思議だ。島田紳助は、「暴力団幹部と手紙のやりとりや一緒に写真に写るなんてことはありえない」と昨日言った。今日のニュースで、暴力団幹部の家から紳助の手紙と一緒に写った写真が押収された。


わざとか?


そう思うくらい、稚拙なウソをつく。熱愛とかそういうのだったら、もはやウソはウソと捉えられてないみたいだ。週刊誌に婚約を報じられて、テレビで「結婚は絶対ないです」と言いながら、半月後くらいに結婚報告した女子アナとかもいたな。


よくそれで、「週刊誌の記事はウソばかり」って言えるなと思う。


僕はあんまり芸能系はやらないから、人に露骨に嫌がられる取材ってほとんどしないけど、今回の紳助の会見見て、少し腹が立った。


雑誌は、新聞やテレビよりよっぽどまっとうに書いてる。ネットとは違ってちゃんと取材してる。


僕はそう思って仕事してる。世間の目はちょっと冷たいけど。


明日(つか、今日)発売の文春、新潮の「金本刑事告訴」が超おもしろい。野球選手はアレですね、ヤクザですね。しかし、桑田とか、掛布とか、なんで野球選手が事業や投資に首を突っ込むんだろう。「ええ儲け話ありまっせ」てな話がいっぱいきて、フラフラとのっちゃうのかな。もらってる年俸だけで十分稼いでるんだから、せめてリスクの低い運用にすればいいのに。


ともかく、久しぶりの更新です。最近、あまり毎週書くわけでもなく、色んな企画を同時進行させてぽーんと出す、みたいな感じなので、特に書くことがなくて。


仕事はしています。


いまは、自分の企画を自分ひとりでやることが多いので、責任は重いけど楽しい。仕事がやったそばから血肉になる感じがして、いい感じです。忙しいけど、週刊誌記者3年目にして、やっと自分でとったネタを、自分で作りを考えて、仕上げる、という当たり前のことを、遅まきながらようやっとできるようになった。せめて2年目でこうなっときたかったな。


この間、ある大物同士の対談をまとめたら、編集部の普段特に親しいわけでもない人が席にきて、「面白かったよ」と一言言ってくれた。こういうのも、最近になってやっとちょくちょく言われるようになった。


いままで、自分はどれだけ中身のある仕事をやってこなかったか。その証左だと思う。


いま、大きな企画を三つ、うち二つは自分のネタで動かしている。形になるのはちょい先になりそうだけど、ちっとは世の中の話題になるといいな。金本の記事ほどはいかなくても。