その施設には立派な『設備』がある。

その『設備』はとても広くて、そして清潔だ。

大型の施設だけに、奥には7つの個室が並んでいる。

ゆったりとした造りの個室には『人感センサー』が備え付けられている。
もちろん、環境対応&コストセーブの為であろう。

『それ』に腰を降ろしてみると、少なくない違和感に気付く。
『人感センサー』の設定時間が短すぎるのだろう、すぐに電気が消えてしまい、
その都度、腕を振ったり、身体を動かしたりしなくてはならない。
その都度、腕を振ったり、身体を動かしたりしなくてはならない。
また、センサーの感度が甘いのか、手首より先を振っただけでは感知してくれず、
大きく肩を回すようなジェスチャーを必要とする。
大きく肩を回すようなジェスチャーを必要とする。
そして、丁度眼前に、こんな貼り紙があった。

一般的に『自動水洗機能』が搭載されている『それ』の方が少ないはずであろうが、
ここでは「ああ、自動で水を流してくれるのだな」と勘違いする人が後を絶たないらしい。
その秘密は、きっとこれだ。

この個室には、何故だか男子用ではほとんど見かけることのない『音姫』が設置されている。
そもそもその機能や効用を鑑みても、ここでは全くといって良いくらい存在意義は薄いはず。
何故、これが設置されているのだろうか?
そして、その『音姫』は使用者の意図に構わず、頻繁に音を奏でる。
そして、その『音姫』は使用者の意図に構わず、頻繁に音を奏でる。
そう、この『音姫』にも『人感センサー』が備わっており、
電気をともすため、肩を大きく回すたびに、同様に機能するのである。
電気をともすため、肩を大きく回すたびに、同様に機能するのである。
「ジャジャジャジャジャジャ~ッ」
「ジャジャジャジャジャジャ~ッ」
「ジャジャジャジャジャジャ~ッ」
「ジャジャジャジャジャジャ~ッ」
「ジャジャジャジャジャジャ~ッ」
これでは「ああ、自動で水を流してくれるのだな」と勘違いする人が後を絶たずとも致し方ない。
きっと入札やコンペの適当な仕様に沿ったのだろう。
必要かどうかもそれ程考えず、つければ良いと判断されたものだろう。
必要かどうかもそれ程考えず、つければ良いと判断されたものだろう。
外す事は無理ですか?
止める事は無理ですか?
戻る事は・・・できませんか?
止める事は無理ですか?
戻る事は・・・できませんか?
場当たり的な、現象対応では解決にならない。
臭い匂いは元から絶つべきである。



































































