ユウレイイカ&エビベイビー | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

 

こんにちはナメタケです。

 

1月18日、なんとユウレイイカが

搬入され、展示を行いました。

沼津市江浦地区で発見されましたが、

発見時港の表層に漂っていたそうです。

底曳き船の網でつくような外傷はないものの、

弱っており、本日死亡がされました。

 

外傷がない分、透明感がありました。

 

 

そして、もうひとつご紹介するのは

タイトルの通り、エビのベイビー。

 

ボタンエビの赤ちゃんです!

バックヤードで誕生し、

現在2~3日くらいですね。

 

親サイズ(この親とは他人…他エビ)と

比べると分かりやすく小さいですね。

しかし、しっかりとエビの形をしています。

 

海に生息するエビの仲間は、

ノープリウス幼生期→ゾエア期→メガロパ期を経て

稚エビになる種が多いのでボタンエビは

珍しいパターンです。

 

メスは約1年に渡って抱卵し、

卵を守ります。

生まれたばかりの

赤ちゃんは親よりも透明感が

あるものの、綺麗な赤色をしています。

 

赤色になるのは生まれる少し前からで、

まだ未熟な卵を抱えている個体が

持つ卵は緑色で…

 

生まれる直前の母エビの卵は

赤色をしています。

まだ展示デビューは

決まっていませんが、

良いお知らせもできるよう、

頑張ります。

 

 

ナメタケきのこ