毬栗 | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

みなさんこんにちは!

 

今日の沼津は

雨天予報ということで

どんよりとした空気の沼津です。くもり

 

さて、

先日サケビクニンが登場した事により、

お引っ越しした生き物がおります!

 

こちらイガグリガニですね。

 

カニとつきますが、ヤドカリの仲間です。

 

名前の通り、

体中が毬栗みたいな棘に覆われています。

 

痛いかって?

 

そりゃ〜ね。

痛いですよ。

持つと体の棘がチクチクして、

個人的には持ちにくい生き物のtop5には

入るやもしれません(笑)

 

でも脱皮したての時は

柔らかいです。

 

ちなみに殻の内部は

 

このように棘の穴が

多数空いていて

この中にまでちゃんと身が入っているのですよ。びっくり

 

また、交尾をする際は、

オスがハサミ脚でメスをがっちり

掴んで離さない!

という純愛ぶりも発揮します。

 

同じヤドカリの仲間の

イバラガニモドキも

捕獲される時はペアの事が多く、

がっちり離さない様子も見た事があります。

 

ヤドカリの仲間は純愛家が多いですな。パー

 

そんな特徴たっぷりなイガグリガニ、

是非ご覧下さい。グッド!

 

 

スゲっち