あと少しでした | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

みなさんこんにちは。

 

 

今日は朝からミドリフサアンコウが短いエスカを必死に振っていたので

写真に収めて、さてブログネタに!

と思っていたのですが、急遽予定変更。

 

 

昨日ブログでもご紹介したイバラガニモドキについて。

夫婦ガニとも呼ばれ漁師さんから頂くときはオスメスの

ペアであることがほとんどです。

 

 

現在水族館では夫婦状態での展示を行っております。

バックヤードにはメスのみで捕獲された個体が待機しており、

昨日より脱皮に入っていたので暖かく見守っておりました。

 

 

しかし、残念なことに途中で力尽きてしまいました。

甲羅半分脱いだ状態でしたが残念。

 

 

元々1本脚がかけてしまっている個体ではあったのですが、

 

 

新しく作られていた体には生えてくる予定であった脚の痕跡が!

お客様からも、カニの脚ってなくなってもはえてくるんですよね?

とご質問を頂くことがありますが、このように生えてくるんですね。

 

 

今回は残念な結果でしたが、準備されていた小さな脚に

イバラガニモドキの力強さを感じさせられました。

 

 

 

フトタ