水槽内の厄介者 | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

 

みなさんこんにちは!

 

今回はタイトルの通り、水槽の中にいる厄介な生き物について紹介していきたいと思います。

その生き物はコチラ!

カーリーこと、セイタカイソギンチャクです!

こちらの生き物はアクアリストのなかでかなり有名な生き物で

熱帯生物を飼育する水槽に様々な侵入経路によって出現してしまう

厄介なイソギンチャクですアセアセ

 

主に生き物やサンゴにくっついてきたライブロックにくっついてきた。などがあげられます。

ですので侵入を防ぐのはとっても難しいですおーっ!

 

そしてこのイソギンチャクは強い毒性をもっており、カーリーの触手に触れてしまったサンゴソフトコーラルなどを

ダメにしてしまうだけでなく駆除を行うのにも破片が少しでも残ってしまうと再生、分裂をしてしまいます。

 

本当に困ったイソギンチャクだ。。。えーん

 

そんなイソギンチャクの退治方法として

当館ではこのような薬(アイプタシア)を使用したり、根気が必要となりますがピンセットで根こそぎとるといった駆除を行っていますおーっ!

他にも半田こてで焼く、ペパーミントシュリンプというエビを水槽にいれて退治してもらうなどの方法もあるそうです。

 

これからも綺麗な水槽を保っていくために、これからも頑張って

カーリーを退治していきたいと思いますニコ

 

REYうお座