長い魚の〇〇〇 | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

 

みなさんこんにちは!

 

今回はヘンテココーナーの円柱水槽にいるコンビクトブレニーについて書いていきたいと思います。

実は先日、水槽の中に転がっているある物をみて疑問に思うお客様がたくさんいらっしゃいました。

そこで、これはいいネタになるのでは?と思い、書くことに決定したんです(`∀´)

 

そのあるものはこちら↓

ピンクや黒の塊が水槽の中に落ちていることがわかるかと思います。

実はこれ、コンビクトブレニーのうんちなんです!

 

コンビクトブレニーは現在水槽内に42匹入っており、エサ(オキアミ、シラスなど)をたくさん食べるためうんちの量もなかなか多いです。

 

また、このうんちは餌をあげてから数時間経つと水槽の中にぽろぽろと落ちていることが多く、午後には前方に固まって落ちていることが多いです。

 

これは毎朝水槽掃除をするときにお片付けをしています(・∀・)/

 

そしてこのうんち、自然界では巣穴に引き篭もって生活をしている大人が、餌を食べに外へ出かけて帰ってきた子供達のうんちを食べ、未消化のものを摂取して生活をしていると考えられているそうです。

 

うんちを食べて生活って幸せなのかどうか謎ですが、引き篭もるのはちょっと羨ましく感じました(・ω・)

 

最後になりますが、生き物が出すうんちにもそれぞれ違った特徴がありますので水槽を見るときにぜひ注目してみてくださいね!

 

REYうお座