たまには魚でなく ※閲覧注意 | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

みなさんこんにちは。

 

 

朝方まで強い雨が降り続き、じめじめしております。

湿度が高くなると結露が多くなるのがスタッフの悩み。

 

 

たまには深海・・・いや、魚からも離れたブログを書こうと思います。

当館では特別展示などで両生類や爬虫類などを展示することも多々あります。

もちろん展示が終わると一度バックヤードに下がって次の機会を待ちます。

 

 

そんなバックヤードで待機中の生き物たちから今日は・・・

サソリをピックアップしてお伝えします。

(ゴキブリとかもいますがまたの機会に)

 

 

水族館で飼育しているのは「ダイオウサソリ」

アフリカ原産の世界最大のサソリです。

 

 

水族館ではコオロギなどを餌に与えています。

普段はじっとしていますが、給餌の際は驚くほど機敏に動きます。

魚もそうですが、生き物が餌を食べてくれる瞬間ってのはいいもんです。

 

 

そんなサソリの神秘的?かつあまり見ることのできないであろう

オススメ写真を3枚ほどご紹介します。

 

 

①脱皮をするダイオウサソリ

サソリが脱皮をするって意外と知られていないんじゃないでしょうか。

脱皮をすることで大きく成長していきます。

 

②ブラックライトで光るダイオウサソリ

なぜ光るかははっきり分かっていませんが、

相手に存在を知らせるとか、

紫外線から身を守ると言われています。

 

 

③赤ちゃんを背中に乗っけるダイオウサソリ

ダイオウサソリは卵でなく赤ちゃん(幼体)を産みます。

産んだ赤ちゃんを1週間ほど背中に乗っけて保護します。

 

 

どうでしたか?

秘密がいっぱいのサソリの飼育。

現在展示には出ておりませんが、

バックヤードの生き物情報もお伝えしていきたいと思います。

 

 

フトタ