珍しいもの多し! | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

みなさん、こんにちは<(_ _)>

今日は3連休初日ということで、いつもの土曜日より

賑わっております。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。

さて今回は、先日東京湾にて刺し網漁の漁船に乗り

そこで捕獲した珍しい甲殻類の紹介をしたいと思います!

 

まず1匹目…

コウナガカムリです。当館では2015年に1度展示を行っており、

特徴として4本目の歩脚を使い貝殻や岩を背負うことができます。

前回展示した個体も東京湾での刺し網漁にて捕獲されているので、

駿河湾での底引き網漁ではなかなかお目にかかれない子です。

 

2匹目…

フクレツノガニです。太く二股に分かれた角と、左右に伸びた針が特徴です。

ボコボコした背中が可愛らしいですね(*´艸`*)

この子も駿河湾の底曳き漁ではなかなか見られません。

 

3匹目…

ツノクリガニの仲間です。右のハサミ脚が大きいことが特徴です。

こちらの子たちは正確な種類と名前を現在調査中ですので

またこちらのブログで紹介できたらなと思います。

 

最後に4匹目…

オダワラフサイバラガニです。これまでの子たち同様非常に珍しい子なのですが、

今日の朝…

綺麗に脱皮をしておりました(ノ´▽`)ノ

生体だけでも珍しく貴重ですが、脱皮殻まで確保することができました。

他のカニたちと同じ水槽にいたので襲われないか心配でしたが、

問題なく元気にしておりました。

いつもの駿河湾での底引き網漁とは違った生物が多く

次の機会があれば自分も刺し網漁に行きたいと思いました。

 

タイユ―晴れ