ナニガデルカナ | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

9月6日から底曳網漁が解禁となりました。

今年は例年より少し早めの解禁です。

 

さっそく漁師さんから生体頂きましたが

まだ表層の水温が27℃あるとのことで

生きたまま上がってくるのはまだまだ難しそうです…

台風が来ないと厳しいかな…

 

 

ということで

海が冷えるのを待つ間に

前期のレアな生き物なんだったかなー

 

振り返ってみました。

 

2016年10月

オオワニザメ

元気過ぎて水槽に激突していました。

もっと広くて大きな水槽がほしかったですね(;´▽`A``

鋭い歯とは裏腹におめめがキュートでした。

 

2016年12月

ヒゲツノザメ

こちらも見かけ通りに元気抜群!

パワフルでした。

しかし、腹部がパンパンに空気が入っていたようで沈めない状況。

空気も出ることなかったです…

 

 

 

2017年1月

ワニグチツノザメ

 

ミニラブカみたいなお顔。

体の背中側とおなか側で触感が全然違うことが衝撃的でした。

↑画像でも色が違って見えますよね?背中はいわゆるサメ肌で、ぬるっとしたおなかなんですよ。

一体何のためでしょうか。詳しい生態が知りたい。

 

 

2017年3月

オロシザメ

よくよく考えたら、もう3個体目のオロシザメ!

2014年3月1日

2016年4月13日

春先に集中していますね。この時期に何かあるのでしょうか。

気になります!

 

 

 

 

2017年3月

ラブカ(赤ちゃん)

 

初めて見た発生している卵、しかも生きている卵。

非常にもろい卵膜が印象的でした。

2ヶ月程で残念な結果になってしまいましたが、

 

しっかりとラブカになっていました。

 

ラブカに限らず、発生初期の卵は非常にデリケート。

魚に限った話でもないですよね。

また機会があったらリベンジしたいです。

 

 

振り返ると深海ザメといってもいろんな種類が来たなぁと、

思います。

 

 

いつどんな深海生物があがってくるか分からないし

どんな習性、特徴を持っているかも分からない

時には図鑑さえ間違っていたりする深海の世界。

 

 

今季はどんな深海生物に出会えるでしょうか。

どんな深海ザメがやってくるでしょうか。           

 

わくわくです!

 

 

そろそろリュウグウノツカイ見たいな~♪

 

 

 

のべ