母は強し | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

 

みなさん、こんにちは。

 

バレンタインニュースで、スソウミヘビが卵を産んだってちょっとお話に出てきたときがありましたね。

今日はそのスソウミヘビについてです。

 

 

2月に入ってからお腹がパンパンに膨れたスソウミヘビがいました。

他の個体に比べても一目瞭然∑(゚Д゚)

 

 

なのでてっきり共食いしたのかなーと思っていたのですが、なかなかお腹は戻らず。

おかしいなーと思いつつも様子を見守ることにしました。

 

 

すると、例の2月14日、出勤するとなにか白い物がたくさん水槽に浮いているのを発見。

てっきりイガグリガニが一緒の水槽に入っている貝類を割ってしまったのかなーと思いきや、よーーく見てみると・・・

 

 

たっ・・・、卵やはっはっ

(画像非常にわかりにくく、申し訳がざいません。白くて浮いているものが卵です。)

 

 

ものすごい量が水槽内に浮いていました。

これは飼育員みんなびっくり。

 

 

この赤い部分から卵を少しづつ出しているという感じでした。

 

 

ということで、スソウミヘビの卵は浮遊性卵ということがわかりましたね!!

 

 

卵を産み終わったスソウミヘビはぐでーっとしていました。

疲れたのかな?

お疲れ様でしたキラキラ

 

 

やっぱり魚でもお腹に卵を抱えていたりすると重いのかなとか、産卵は辛いのかなとか人間に置き換えて考えてしまいますよね。

 

 

それにしても、たくさんの卵を産んだスソウミヘビさん。

やはり魚でも母は強しですね!!

 

 

あんどぅー