Fiddler crab | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

みなさん、こんにちは。











今日も暑いですね太陽


みなさん、お仕事ご苦労様です。







暑いので


こまめに水分補給をして


熱中症には気を付けてくださいね。









子供たちは、夏休み満喫していますか??ひまわり




最近は解説が終わったあと、


必ずと言っていいほど




子供たちがたくさんの質問を抱えて


飼育員の元へと来てくれます。




それが嬉しかったりしますグー





飼育員もこたえられる範囲で


答えていきますので、





館内で見かけたらどうぞ


気軽に話しかけてくださいねw















さてさて、先日から始まった





南の島に行ってきました!


石垣島の生き物たち









では、常夏の島ヤシの木


石垣島で暮らす生き物を展示中です。












展示種の中でも


ひときわ注目を集めているのが















コチラ!











ハクセンシオマネキくんです。かに






ハクセンシオマネキを見た


お客様から聞こえる第一声のほとんどが…












「片腕デカッッ!!」








という感想です。









そうなんです。


オスは、片方のハサミ脚が大きいのです。











沖縄方言では


片腕が大きいという意味で





「カタチマー」と呼ばれています。






ハサミ脚は、


右が大きい個体もいれば、


左が大きい個体もいます。








個体によって違います。









そしてシオマネキの


名前の由来でもある








ウェービング








オスは大きなハサミ脚を


振り上げる行動をします。










これが潮を招いているように


みえる事から名前は付けられています。













この行動は、


オスがメスにアピールしているのでは?


などと言われていますが、


















実際にウェービングしている所を


見たことある方は少ないのではないでしょうか??








わたしも実はその一人でした…








そう。今回の石垣島研修に行くまでは。
















石垣島研修に行った際に、


ウェービングをはじめて見ることができました。



















そのウェービングの姿をばっちりビデオにも


おさえてきました。

















八重山ヒルギの根元で観察をしましたよ!









シオマネキは警戒心が強く


物音を立てるとすぐに巣穴に入ってしまうので、








息を潜めて、そして砂地にうつ伏せになり


辛抱した結果、近くで撮ることが出来ました。






ぜひごらんください♪





















そして自然の海で


シオマネキに出会った際はそっと息を潜めて


待ってみましょう。














彼らはそのウェービングを


見せてくれるでしょう。






館内でも動画を流しています。





ぜひぜひご覧ください!





バナナ 山口 バナナ