少しでも水あれば。。。 | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

 こんにちわ、飼育長のSですグッド!

GW初日、朝早くからたくさんのご入館

頂いております。


GW前にお休みいただきまして

岩手・秋田に行ってまいりました。


 僕としては海側に行きたかったの

ですが、嫁&嫁の両親との旅行につき

<借りてきた猫>状態びっくり猫で運転手でした。


山側、っていっても

水が少しでもあれば

目が向く。


水族館飼育員の性ですかね。


岩手~秋田へ向かう途中、

ミズバショウの群生地がありました。



雪解け水が広がる、いわゆる湿地帯という

場所。

ミズバショウの群生を初めてみました。

わずかにある水は赤土と落ち葉の為か

アクアリウムでいうところの

<ブラックウォーター>


ミズバショウの育成は難しいと聞いたことが

あるので、こんな養分の多い水も生育の鍵

のひとつかもしれません。


 もしやカエルの卵があるかも?と探しましたが

まだ早いのか発見できず。。。

 

 ミズバショウを見ずに水を観察する娘の旦那。。

嫁のご両親はどんな風に感じたのでしょうあせる



秋田での宿泊地は田沢湖の近く。

田沢湖といえばクニマス魚


宿にものぼりが。




早くクニマスを含めた生態系が再構築される

ことを願います。


 ちなみに湖には酸性に強いウグイ

泳いでおりました。


朝、無風の状態で湖を映すと。。。

見事な鏡状態でした。




秋田はまだ雪が解け始め

冬から春になるところでした。



海側でなくても

何かしら展示の参考になるものが

あるものだな、と感じた旅でした。


飼育長 S