卵と赤ちゃん 続報 | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

 こんにちわ、飼育長のSですグッド!

本日も雨が振りそうな雨微妙な天候の

沼津です。


さて、昨日のブログで山口嬢がお知らせ

しました通り、展示のスクミリンゴガイが

孵化しています。


さらに卵の展示エリアではもうじき孵化!という

ものもいます


それは。。。。。


ニジマスの卵

サケの卵(イクラ)よりちょっと小さい卵です



卵内で発眼まで確認できます。


ちょっと話がそれますが。。。。

先日、本州のトップを切って静岡では

桜(ソメイヨシノ)の開花桜が宣言されました。


桜の開花予想は、




2月1日より




1日の平均気温を積算(足して)して




400付近が




開花予想だそうです。




実は先にあげたニジマスの卵の孵化も

受精後発生段階からの温度×日数の積算で

ある程度孵化がわかります。


展示中のニジマスの卵、

ズバリ孵化日を予想しますと


4/4前後

 (ワタクシ予想)


さあ、当たるでしょうか?

当たったら4月初めの土日には

ニジマスの稚魚もしくは孵化の瞬間が

見れるかと。。。。


ちなみに今回ニジマスの卵を譲っていただいて

いる富士養鱒場の方曰く、


生体に無理のない温度なら

水温の上下で孵化をコントロール

できる


とのこと。


飼育員的には

卵の期間を延ばしたいのが本音。


お客様的には

孵化の瞬間を見たい!と。



全ては卵に任して

温度もいじらず

孵化を待ちます。


あ、ニジマス孵化予想日が外れても

クレームは勘弁してくださいね。。。。



飼育長 S