みなさん、コンニチハ。
水族館の人気者と言えば…
やっぱりメンダコちゃん。
普通のタコに比べても、
見た目も変わっていて…
可愛らしいミミを持っていたり
墨袋は持っていなかったり
そのUFOのようなフォルムから
人気も高く、最近はご存知の方も
多いのではないでしょうか?
このメンダコ、
非常にデリケートな生き物でして
飼育がとっても難しいんです。
底曳き網漁にて採集された際には、
既に残念ながら死亡してしまっている個体も
中には多く、見られます。
死亡してしまっていた個体で
今回は一部標本を作りました。
メンダコは、体に水分が多く
生きていた時の姿で標本にするのが
とても難しいのです。
足が反り返ってしまったりすることが
多いのですが、
今回は少し方法を変えてみたら
ちょこっとうまく固定することが出来ました♪
うまく形が整ったメンダコちゃんたちを
瓶へと入れます。
糸を使って固定し、
泳いでいるように見せます♪
これがまたコツがいります
こうして出来上がった標本は
大切な資料となります。
展示のメンダコは写真撮影は
ご遠慮頂いておりますが、
標本は写真を撮って頂いても構いません(^^)
メンダコの標本も
深海ラボコーナーにて展示しているので
ぜひぜひご覧になってくださいね♪
※なお本日はメンダコの展示をお休みしています。
どうかご了承ください。
山口