…ダメだこりゃ。
和久さんならぬ、長さんならそう言ったに違いないこの映画。約30年前に始まった頃、飛ぶ鳥を落とす勢いだったフジテレビとテレビ業界。その凋落ぶりを象徴するような作品だった。登場人物は当然ながら年をとり衰え、でも昔の名前や思い出をこすっているだけ。長いシリーズのキャラクターの顔見世のためだけの、中途半端なコメディシーン。もう58歳の織田裕二だけに世代交代をはかるような箇所もたくさんあったけど、若手が小粒だわぁ。
物語ではなく、舞台や音楽で必要以上に盛り上げようとするばかりのこのシリーズの薄さは、次世代にみすかされるような気がするけどなぁ。