渋い紅茶みたいなオトナの味。

昔自分たちを捨てて出ていった映画監督の父。母が亡くなり、葬式に現れた彼は舞台女優になっていた娘を主演に新作を撮りたいといいだす。しかもロケは家族の思い出が詰まった古い洋館で…。変わらない建物を軸に展開するファミリーヒストリー。はじめ父を相手にしなかった娘たちは、反発しながらも向き合いはじめる。家族だから…わかること、逆に許せないこと。地味と滋味に溢れた物語だった。