おや、意外と普通だぞ。
年末を彩るテレ東の看板コンテンツになったドラマ「孤独のグルメ」松重さんがいろんな店に入って、美味そうに食いながら心の中のセリフをナレーションで入れる。というのは知ってるけど、見たことがなかった。今回は劇場版ということで、パリやら五島列島やら韓国やらで、スープの食材探すんだけど、結局見せたいのはもぐもぐフムフムな部分だから、無理してスケールアップしなくてよかったのに。セリフでも歌でも煽るから腹は減るが、あまり料理のほうで「うわぁ!」とはならない。その分を補うのは食べる人の表情。値段もリアクションも派手なぐるナイのゴチへのアンチテーゼだな。