これは上澄みだけなんだろうけど。
東京の小学校を1年間追ったドキュメント。入学式前の1年生から卒業していく6年生まで、もちろん先生たちにも。海外の人に「小学校の6年間で日本人ができる」と言われたそうだけど、たしかにそうだ。自分のこともまともにできなかった1年生が、読み書きだけでなく、そうじや生活のルール、同調圧力まで、「いいところも悪いところも」身につけていく。だからこそものすごく国の将来にとって重要な場所なのに、軽視されすぎだと思う。あと先生はサービス業じゃない。もちろん当たり外れはあるだろうけど、自分の子供を導いてくれる一番近いオトナに、ケチばかりつける親は何様や…あかん、映画関係なくなってる。救いは小学生を見ていて驚かされ、感動するポイント、彼らの「できた!できるようになった」成長を収められているところ。オトナになったらそんなことほとんどないもんな。