アイミタガイ 7余韻にしばらく浸りたい。黒木華演じるウェディングプランナーが主人公。中学時代、イジメから救いだしてくれた親友が、事故で亡くなる。その喪失感に沈んでいた彼女が、周りの奇跡のような連鎖で再生していく。アイミタガイ、相身互いと書くそうだ。貸しとか借り、損とか得とかじゃなく、お互いに支え合って、頼り合って、親切を贈りあって生きていく。その幸せに気づけるのなら、「いい人ばかりの都合良すぎる物語」でも、ええんちゃうか?エンドロールに流れる黒木華の優しい歌を聴きながら、そう感じた。