母の愛だって、やっぱり。
耳が聞こえない両親から生まれた聞こえる子ども、コーダと呼ばれる少年の物語。もちろん障害や周りの目による苦労はたくさんあっただろうけど、両親の「これは個性と考えている」前向きさから、あまり深刻には感じず、むしろ普通の青年の成長を描いているように感じた。それを支えていたのは、母の大き過ぎるくらいの愛と、いいスタンスで見つめる父親の存在感。障害なんて関係ない!見習いたい両親がいた。
エンディングテーマの歌詞が心にささったことも記しておきたい。