いつもの是枝節だけど。
カンヌの脚本賞を取ったりと話題だけど、大人が都合よく作り上げた社会の子供が犠牲者になっているという構図はこれまでと同じ。胸は痛むけど、真新しさはない。今回はそれに加え、当事者ごとの視点でミステリーを明らかにしていく手法がとられたが、これも珍しくはない。もちろん、さすがの出来なんだけど、現役時代のイチローが3割打っても改めて騒がないでしょ。