想像もできないけれど…。
正直、山登りは好きじゃない。登りはともがく、下りが苦痛で。それでもクライマーたちが挑むのはつらい過程を克服した達成感と、頂上での景色があってからなんだと思う。その後者が全くない、全盲のクライマーとそのガイドがアメリカの冗談みたいな崖に挑むドキュメンタリー。ちょっと目を瞑って歩いても恐怖なのに、それで目が見えてもありえない断崖絶壁を登る。周りの支え、そして周りへの全幅の信頼。例え光は感じなくても、それこそが真の幸せなのかもしれない。絶壁で白杖を掲げる彼の姿を見て、たまらない気持ちになった。
正直、山登りは好きじゃない。登りはともがく、下りが苦痛で。それでもクライマーたちが挑むのはつらい過程を克服した達成感と、頂上での景色があってからなんだと思う。その後者が全くない、全盲のクライマーとそのガイドがアメリカの冗談みたいな崖に挑むドキュメンタリー。ちょっと目を瞑って歩いても恐怖なのに、それで目が見えてもありえない断崖絶壁を登る。周りの支え、そして周りへの全幅の信頼。例え光は感じなくても、それこそが真の幸せなのかもしれない。絶壁で白杖を掲げる彼の姿を見て、たまらない気持ちになった。