昭和オヤジの戯言かもしれないけど。
20世紀の香港映画を躍進させたカンフー映画のスタントマンたちの証言で綴るドキュメント。ブルース・リーやジャッキーの相手や代役としてあのワクワクを作ってきた名も無い男たち。スターが苦もなくビュンビュン飛び回るのでない、痛い怖いアクションの価値を改めて感じる。凄まじい鍛錬と撮り方の工夫、そして無謀な挑戦への勇気。CGに押され仕事がどんどん減っている現状が寂しいが、やはりデジタルや効率化だけでは伝わらないものを大事にしたい。