歌に浸った。
ボヘミアン・ラプソディの大ヒット後、次々作られているアーティストの伝記もの。今回はグラミー賞21回のスーパースター、アレサ・フランクリンだ。映画も物語もいつものパターン。家族との問題を抱える子供時代、苦しい下積み、スーパースターへの飛躍、栄光の影に抱える孤独や苦悩、オトコや酒への逃避、復活!でもジェニファー・ハドソンの歌が凄すぎる。音階の世界で縦横無尽に走り回っている感じ。物語はその付け足しでしかない。あのコンサートを聞くためだけに、映画館に行く価値はある。