たしかに、それは間違いない。
津村記久子さんのデビュー作の映画化。学生と社会人の転換点で、いろいろ妄想し、悩み、モヤモヤする感じがとてもよく出ていた作品。酒だって飲めるし、セックスだって…すっかりオトナな気分だけど、精神とカラダのバランスが取れてない。その時期を20年以上前に経てきたオッサン世代には懐かしいけど、現役は何をかんじるんだろう?そこにいて助けてあげられなかったことがくやしい?純粋な気持ちはわかるけれど、ただの自己陶酔では?