普段どおり、猫を撮って下さい。人間のほうは何とかしときますんで。プロデューサーが初監督の岩合さんに言っていたような気がする。それくらい猫主人従な画面。アカン、こんなのみたらあくせく働くのなんて馬鹿らしくなってしまう。でもそれだけでなくて、志の輔じいさんのゆっくり流れる生活に、親父とか自分の将来を重ねて見ちゃった。そういう意味で自分には考えさせられる1本だった。