画竜点睛を欠く。
平成が始まった頃、凄かったバンドブーム。その象徴だったイカ天に出場したバンドのボーカル。30年経った今の彼と、たまたま出会った地下アイドルくずれの女の子の物語。設定は素晴らしいと思うし、だからわざわざ遠出して見に行った。これが日本のボヘミアン・ラプソディーになるかと期待した。ほぼ自主映画だし、チープなのは仕方ない。でも歌がなぁ…。レディガガの「アリー」の時に歌がうまいだけやと書いたけど、これはうまい歌だけが欠けてるなぁ…。