明日こそ、いい日でありますように。
西宮で舞台を見たのは調べたら7年も前。知り合いが出るので行ったんだけど、すごくズシンと来たのを覚えてる。俺が生まれるちょっと前、伊丹のあたりで、たくましく生きていた在日の家族の物語。厳しい現実、そんな中での泣き笑い。恵まれた環境にいる自分はなかなか自己投影が難しかったけど、アボジのあの表情にはやられた。何のために生きてきたか、どうしてそんなに苦しくなっても逃げなかったか。家長として何ができるか?覚悟の刃をつきつけられる一本だった。