時代が違うんやなぁ。
老い先短い老人に言い寄り遺産を狙う「後妻業」の話。タイトルからわかるマルサなど伊丹作品には「へぇ~そんな仕事あるんや」と驚きや発見があった。それがこの作品では一番えげつない実際の事件を知ってる状態の観客に、中身を薄めて笑いをちょっとまぶしただけの再現ドラマみたいなもんになってる。大竹しのぶの弾けた演技はさすがだけど真新しさがない。そう来たかがないとしんどいわ。